かにまみれ

 

さくら カニが大好きな私がお取り寄せしたのは「かにまみれ」のカニポーションです。前回、注文した花咲ガニのリベンジとして、今回は特大サイズの本ずわい蟹フルポーションを注文してみました。

 「かにまみれ」本ずわい蟹フルポーションの解凍方法や実際に食べた感想など、写真付きでたっぷりご紹介していきます。

「かにまみれ」で本ずわい蟹の特大ポーションを注文

かにまみれトップページ

 「かにまみれ」で注文したのは、本ずわい蟹の生フルポーション500gです。この商品には抱身(だきみ)やカニ爪は含まれていません。抱身とはカニ脚の付け根の部分で「肩肉」とも呼ばれています。

 「かにまみれ」のフルポーションは食べやすい脚だけをポーションにしてあり、身が殆ど入っていない脚先はカットしてあります。殻が付いているのは持ち手になる最小限の箇所のみ。だから、ポーション1本の可食部は99%もあるんです。今回は一口で満足できる大きなポーションを食べたかったので、特大サイズを注文しました。

 「かにまみれ」は送料が有料です。ただし、常温・冷蔵・冷凍など同じ配送方法の商品で、届け先が同じならば何個買っても送料は全国一律1,350円です。

 今回は7,540円のポーションを1つ注文したので、送料の1,350円を併せて支払い金額は 8,890円です。 他のカニ通販では8,000円以上の購入で送料が無料になるところもあり、「かにまみれ」でも送料無料サービスがあると嬉しいです。

生冷凍のフルポーション、クール便で指定日に到着

 本ずわい蟹の配送は、食べる前日の午前中に指定しました。季節外れの台風による影響が少し心配でしたが、無事に指定日の午前10時すぎには到着しました。

 届いた箱は思っていたより小さな白い箱です。サイズを測ってみると縦26cm×横18.5cmほどなので週刊誌と同じB5サイズくらいです。箱の厚みは11cmほど、思っていたより小さめです。

かにまみれ箱

クール便で到着したので段ボール箱は冷え冷えです。カニが溶けないうちに手早く箱を開けます。

かにまみれ箱を開ける

箱の中には真っ赤なパンフレットが入っています。カニの解凍方法や食べ方が、丁寧に記載してあるので親切です。

かにまみれ箱を開封した後

パンフレットの表紙には、次回購入時に利用できる全品5%OFFのクーポンも付いています。購入画面にクーポンコードを入力するだけで、簡単に利用できるので嬉しいです。

かにまみれクーポン

 

生ポーションはカナダ産の活きガニを北海道で加工・瞬間冷凍

 パンフレットの下には、銀色の保冷シートの包みが入っています。

かにめぐパンフレットの下

 包みを開くと、中にはカチカチに凍ったカニポーションが入っています。

かにまみれ保冷シートの中

 特大のポーションは大きくて立派です。今回は500gと少なめの商品なので、保冷シートの底には少し隙間があります。

かにまみれポーションを取り出す

 「かにまみれ」の生ポーションはカナダ産、もしくはロシア産の活きカニを北海道で加工後、瞬間冷凍しています。袋の商品表示を確認してみると今回、届いたポーションはカナダ産のカニです。

かにまみれ商品表示

 立派なサイズのカニポーションが届いたのでウキウキします♪食べる日を楽しみにしながら、袋のまま冷凍庫で保管します。

かにまみれ保存

 

「かにまみれ」のカニポーション、解凍前の長さは14cm以上

 待ちに待ったカニポーションを食べる日がやってきました。解凍をスタートする前にポーションの大きさを測ってみます。

かにまみれポーション

 長さは14.5cmほどあり、特大なので1本ずつが太くて立派です。「かにまみれ」のポーションは殻の部分が少ししか付いていません。後で殻の長さを測ってみたら、4cm前後でした。以前、カニ通販で購入したポーションは脚先まで殻がついていました。

 脚先はほぼ食べられない部分なので、食べ終えた殻を処分するのが大変でした。その点、「かにまみれ」のポーションは、殆どの部分が食べられるので嬉しいです。

かにまみれ解凍前の長さ

 

解凍前の生ポーションは500gより多い630g

ポーションを持っている

 解凍する前にポーションの重さを測ってみます。今回は500gの商品なので、持ってみてもズッシリ感はありません。
 実際の重さを確認してみると630gあります。購入したのは500gの商品なので、公式サイトの記載より130gも多く入っています

ポーションの重さ

 

「かにまみれ」は「北海道地場の味」と取り扱い業者が同じ

 今回注文した「かにまみれ」のポーションが自宅に届いた時、気付いたことがあります。それは、カニが入っている箱。届いた箱に見覚えがあったんです。我が家はカニが大好物なので通販をよく利用しています。

 以前、「北海道地場の味」でカニを注文した時の箱が、自宅にまだ残っていたので2つを並べてみました。やっぱり、2つの箱はそっくりです。

かにまみれと地場の箱

 「かにまみれ」のポーションに貼られていた商品詳細のシールを確認してみます。

かにまみれの商品表示

 こちらは「北海道地場の味」のカニポーションの、袋に貼られていた商品詳細のシールです。加工者の記載がどちらも全く同じです。

地場の味の商品表示

 カニ通販「かにまみれ」と「北海道地場の味」は、同じ業者によって加工されていました。同じ箱で届いた理由もこれで納得です。

「かにまみれ」のポーションは、グレースを洗い流せば解凍OK

 カニポーションの解凍を始めます。まずは、ポーションを袋から出して大きめのボウルに移します。

ポーションを袋から出す

 ボウルに流水を溜めながら、ポーションの表面についているグレースを1本ずつ洗い流すように取り除きます。グレースはカニ身の乾燥を防いだり風味を保つため、表面に施された薄い氷の膜です。流水をカニ身に当てて表面を洗うように優しくこすると、グレースはパリパリッと簡単に溶けます。ボウルに流水を溜めながら解凍するとムラなく上手に解凍できます。

グレースを洗う

 すべてのポーションが解凍できたら、水っぽくならないようにザルにあげて水気を切っておきます。

ポーションをザルにあげる

 解凍後のポーションを指先で触ってみると、プリプリッとした弾力を感じます。見た目も艶やかで綺麗です。こんなに簡単な方法ですが、上手に解凍できて嬉しいです。

ポーションを触る

 

これで特大?解凍するとカニ身が縮み、重さも半減

 解凍後のカニポーションを手の平にのせてみると、あれ?カニ身の太さが私の指と同じくらいになっています。解凍前は全体的にもっと太かったのに、解凍したことで身が縮んでしまいました。これでは、「特大」というほどのサイズにはみえないです…。

ポーションを手の平に乗せる

 重量を確認すると解凍後の重さは299.8gです。ということは解凍する前に比べて330gほど減っているので、全重量の48%がグレースだったことになります。解凍で身が縮んでしまったり、重量が半分ほどになってしまうのは、さすがにガッカリです。

ポーション解凍後の重量

 

「かにまみれ」の生ポーションは湯通ししても弾力あり

 解凍後のカニポーションを調理します。公式サイトでは蟹しゃぶやバター焼きなど色んな食べ方が紹介されています。今回は生冷凍のポーションなので、念願だったお刺身で食べます。まずは、小鍋でお湯を沸かしながらボウルに氷水を準備します。

ポーションの解凍準備

 「かにまみれ」の生ポーションは生食でも食べられますが、公式サイトには安全性を考えて湯通しすることを勧めていました。なので、私も湯通しして食べることにします。湯通しするお湯の温度は沸騰する手前の80℃くらいで、ササッと湯にくぐらせる程度でOKです。

ポーションを鍋でゆでる

 手早く湯通ししたら、ポーションはすぐ氷水に浸けます。氷水に浸けることで、身が引き締まるのでカニの旨味を逃しません。

ポーションを氷水でしめる

 氷水に浸けた後は、キッチンペーパーでポーションの余分な水気を取ります。ここで、しっかり水気を取っておくと刺身が水っぽくならず、とても美味しく頂けます。

ポーションの水分をふき取る

 氷水で締めたポーションは、湯通ししてもプリプリ感が箸に伝わってきます。お刺身として頂くのが楽しみです♪

氷水でしめたポーション

 

生冷凍のポーションは新鮮だから刺身でも甘い♪

 ポーションの刺身を皿に盛り付けます。カニポーションは全部で17本あります。

湯通ししたポーションを皿に盛る

 カニの刺身はかに酢でいただきます。かに酢で食べるとカニの甘みが引き立つんです。

カニ刺身とカニ酢

 「かにまみれ」のポーションは、殻が少しだけ付いているのでツルンと滑らず箸でつまみやすいです。

カニポーションを食べる

 かに酢をつけてパクッとポーションを頬張ってみると、期待を裏切らないプリプリ食感です。控えめな甘みで、意外とあっさりしています。濃厚すぎない甘みなので、たくさん食べられます。でも、500gでは17本しかなかったので、家族でいただくには量が足りませんでした

 もっと食べたくなる美味しいポーションでしたが、500gよりも多い1kgを注文すると合計金額は1万5,000円以上になってしまいます。1kgを購入すれば本数は増えますが、「かにまみれ」では送料無料サービスがないので、もう少し気軽に購入できる価格だと嬉しいです。

「かにまみれ」の良いところ、残念なところ

かにまみれポーション小皿に盛り付け

 

「かにまみれ」の良いところ

・解凍方法が簡単

 「かにまみれ」のポーションは、表面についているグレースを流水で洗い流して解凍します。流水解凍は袋に入ったまま暫く流水を当てる方法が多いですが、解凍しすぎてしまう事があります。グレースを流水で洗い流す方法ならば、解凍具合を指先で確認できます。誰でも簡単に失敗せず上手に解凍できるので安心です。

・殻が少ないので食べられる部分が多い

 カニ通販店によっては殻が脚先までついているポーションもあります。ですが、脚先には身がほとんど入っていません。実際には食べられない部分まで重量に含まれてしまう上、殻が多いと処分するのにも困ります。「かにまみれ」のポーションには殻が4cm程しか付いていないので、食べられる部分が多くあります

・生冷凍のずわい蟹だから新鮮で美味しい

 「かにまみれ」のポーションは生のまま食べやすいむき身にしてあります。カニ身は瞬間冷凍されるため、鮮度がよいのでお刺身でも美味しく食べられます。もちろん、定番のカニ鍋やカニしゃぶなど加熱してもプリプリとした食感と甘みは変わりません。

「かにまみれ」の残念なところ

・解凍すると重さが約半分になってしまう

 解凍する前は500gよりも多く入っています。でも、解凍するとグレースが溶け出て、重さはほぼ半減してしまいました。グレースが多めなので身がパサつくことはなく、カニの風味や甘みもしっかり味わえます。ですが、グレースが全重量の48%もあるのは、他のカニ通販のポーションと比べても多すぎる印象です。

・解凍すると身が縮む

 公式サイトには「かにまみれ」の特大は、7L~8Lサイズのポーションが入っていると記載してあります。かなり大きなポーションをイメージしていたのですが、解凍すると身は明らかに縮んでしまい残念でした。

まとめ

生冷凍カニポーション

 

 ・ 殻が少なく食べられる部分が99%もある
 ・ ポーションに直接流水を当てるだけで解凍できる
 ・ 新鮮な生冷凍なのでお刺身でも食べられる
 ・ あっさりした甘みで食べやすい
 ・ 解凍すると身が縮み、量が約半分になってしまう

 「かにまみれ」のポーションは、本ずわい蟹の中脚と呼ばれている部分をむき身にしています。中脚は1杯のずわい蟹に6本しかありません。つまり、500gには3杯分もの中脚が詰め込まれています。その上、ポーションは新鮮なのでお刺身でも食べられます。あっさりした甘みなので、最後の一本まで美味しくペロリと食べられます。

 グレースが多めなのでカニの風味はしっかり保たれています。ですが、解凍するとポーションの重量は半分ほどになってしまう点は残念です。お刺身で食べても納得の美味しさなので、今後はボリュームにも満足できるといいですね。

かにまみれ

かにまみれ

北国からの贈り物

 「かにまみれ」は、送料が一律1,350円掛かります。複数の商品を同時に注文する場合、同一住所であれば同梱してもらえます。注文3大特典として、1万円以上の注文で代金引換手数料が無料、のし・名入れサービス、メッセージカードサービスがあります。1万円以下の注文は324円、コンビニ・郵便局・銀行への後払いは432円の手数料がかかります。クレジットカード払いは手数料がかかりません。大晦日、元旦も含め年末年始も配達してもらえます。

味
2
包丁の丁寧さ
3
見た目
3
贈答品としての品質
2
ボリューム
1
対応の良さ
3

購入した感想


 一番人気の生むき身ポーションを購入しましたが、ずわいポーション17本で8,890円(送料込)。ポーション1本約523円、正直高いです。それでもお美味しかったら納得しますが、プリプリした食感はあるもののあっさりした甘味。ポーションの大きさも長さはあるが、やや細い。8,890円の価値があったかというと疑問が残ります。そして6位の「北海道地場の味」と同じ業者から届いたカニでした。以前購入したタラバは美味しかったので、この先値段相応のポーションを扱ってくれることに期待したいです。