北国のカニポーション

さくら

 カニ好きな我が家が今回、お取り寄せしたのはカニ通販「北国からの贈り物」本ズワイのポーションです。「北国からの贈り物」は前回のタラバガニに続いて今回で2回目の注文です。

 「北国からの贈り物」といえば、味が良くて身が大きいのに手頃な価格でカニを購入できると口コミ評価が高い人気の通販ショップ。前回のタラバガニ同様、本ズワイも口コミ通りの美味しさなのかを確かめたくて再びお取り寄せしてみることにしました。

 では、さっそく「北国からの贈り物」のカニポーション実食レポを写真付きでご紹介しますね。

「北国からの贈り物」でカニしゃぶ食べ放題1kgセットを注文

北国カニ商品


 今回お取り寄せしたのはカニ通販「北国からの贈り物」のカニしゃぶ食べ放題1kgセット(ズワイガ二)です。価格は税込みで8,480円、送料無料の嬉しい商品です。

 この商品はいわゆるむき身、ポーションと呼ばれるタイプですが、完全なむき身ではなく殻の下半分が残されているタイプのポーションです。本ズワイの色んな部位が入っている上、肩肉のオマケ付きです。

 1パックに含まれる部位と数量
 ・カニ脚 7~10本
 ・カニ爪 3~5個
 ・爪下  3~5個
 ・肩肉  20~30個(オマケ)

 オマケの肩肉も含め、どんなカニポーションが届くのか楽しみです。それに、何といっても食べ放題のセットですから、ボリューム感にも期待は大きく膨らんじゃいます。

カニ通販「北国からの贈り物」、お届けは指定日通りに到着

 「北国からの贈り物」で注文した本ズワイは、指定した日時にちゃんと届きました。ちなみに、注文時に指定したのは食べる日の前日。時間帯は午前中を指定していたので、午前10時すぎにはヤマト運輸さんが自宅に届けてくれました。

北国の段ボールを持っている


 指定した日時に届くと、安心します。実は、以前ほかのカニ通販で注文した時、指定した前日に突然カニが届いたことがあったんです。注文確定後のメールでも確認したのですが私の入力ミスではなかったのでビックリしました。

 お届け日時を過ぎてしまうのはもちろんですけど、早く到着しても留守にしていたら対応できないこともあります。指定日通りに届かないと不安になるだけでなく、カニの美味しさまで何だか微妙に感じてしまうものなので、今回は指定した日時にバッチリ届いて安心しました

シンプル梱包の「北国からの贈り物」、詰め物なしで後片付けもラク

 カニはクール便で到着しました。箱にはきちんと「冷凍」のラベルが貼られています。1kgのカニってどのくらいの箱で届くのかいまいちピンとこなかったのですが、届いたのは大きすぎないサイズの段ボール箱です。

北国の段ボール到着


 梱包用の段ボール箱は厚み7cmでB4サイズくらい(37×26cm)の大きさです。箱が大きすぎると処分するまでの間、邪魔になるので助かります。

北国の段ボール開封途中


 箱を開けてみると冷凍カニの他にも、解凍方法やパンフレットが入った「北国からの贈り物」オリジナルのクリアケースが入っています。段ボール箱はトレーと同じ大きさなので、余分な詰め物がないのも好印象です。

 箱の底には白いウレタンシートが敷いてあるので、カニが折れているなどの形跡もありません。ウレタンシートは分厚いタイプではありませんが、中身をしっかり保護してくれています。

北国の段ボール開封

「北国からの贈り物」、ポーションのトレーもお手頃サイズ

 トレーに入ったカニポーションを段ボール箱から取り出してみます。冷凍のカニポーションは1本ずつトレーに並べてられていますね。トレーは同梱のA4のクリアケースと同じくらいの見た目です。さっそくトレーの大きさをメジャーを使って測ってみると33×23cmほど、厚みはカニ身の分を入れても5cm未満です。

北国トレー横サイズ


 トレーが大きすぎないので置く場所に困ることがないので助かります。

北国トレー縦サイズ


 せっかくなので、スケールで解凍する前の重さも計ってみます。トレーの分を差し引いた重さは1134.0g。

北国の解凍前の重量


 今回注文した本ズワイ蟹のポーションは公式サイト通りの1kg超えだったので解凍前の重量はOKです。

カニポーションの解凍時間、部位別に袋分けすれば流水20分でOK

 待ちに待ったズワイガニのポーションを食べる当日です。まずは、トレーのまま冷凍庫で保管しているカニを出します。

北国のカニ冷凍庫


 解凍するため、カニポーションをビニール袋に入れ替えます。カニポーションをすべてビニール袋に入れたら、水を張った大きめのボールで流水解凍を始めます。同封されていた説明書を確認すると解凍する時間は20分と書いてあったので、蛇口をひねった後さっそくタイマーをセット。

北国のカニ解凍開始


 ところが、解凍時間はキッチリ計っていたのに、カニ身を触ってみると20分が経過してもカチカチのままのポーションがいくつかあります。流水がまんべんなく当たっていないことが原因のようだったので、鍋フタをカニの上に乗せた状態で解凍してみることに。

北国のカニ解凍中フタ


 これで大丈夫かと思いきや、よくみると程よく解凍できているポーションもあるものの、5分延長しても相変わらず解凍できていないカチカチのポーションも…。

北国のカニ解凍不十分


 凍ったままのポーションは袋の真ん中辺りに集中しているようだったので、今度はカニ脚とその他のポーションで袋分けしてみます。水を張ったボールに2つの袋を入れて、両方に流水が当たるように調整し、この状態で更に5分ほど流水解凍したところ今度はすべてのポーションが上手く解凍できました。

北国のカニ袋分け成功


 かなり試行錯誤しましたが結局、1kgのカニポーションは2~3つに袋分けしないと、20分では上手く解凍できないことがわかりました。

「北国からの贈り物」のポーションは、大きめでどっしり重い

 流水解凍した後のカニポーションの重さもスケールで計測してみると、お皿の分を差し引いた重さは934g。ということは、解凍したことで200g減っています。200gというと総重量の約2割です。

北国のカニ解凍後重量


 公式サイトにもありますが冷凍のカニポーションには乾燥を防いだり、カニの旨味を閉じ込めるためのグレースという氷の膜がついています。グレースは総重量の約2割ほどだと言われているため、グレースが溶けた分だけ重量が減ったという事になります。

 解凍後のカニポーションの第一印象は大きくてツヤツヤ。ポーションを1本、指先に合わせて手の平に乗せてみると、カニ身の長さは手の平の真ん中まであります。気になったので、後でポーションの長さを計ってみたらカニ身は13cm以上もありました。

北国のカニ身の長さ


 さてさて、見るからに美味しそうなカニポーションをお皿に並べて、さっそくお鍋の準備を開始します。

北国のカニ鍋準備

 

口コミ好評なのも納得、「北国からの贈り物」は鍋にしてもカニ身はふっくら

 白菜や椎茸、水菜や人参などの野菜も入れてカニ鍋スタートです。

北国のカニ鍋スタート


 野菜が少し煮えてきたタイミングで、いよいよカニポーションをお鍋に入れます。まだ食べてもいないのに、この瞬間が大好きなんです。何だか嬉しくってニヤニヤしちゃうんですよね(笑)

北国のカニ投入


 煮込みすぎるとせっかくのカニ身が硬くなってしまうので、カニは透明感がなくなって白っぽくなったら食べ頃です。ほら、いい感じに煮えてきたでしょ。「北国からの贈り物」のカニポーションは加熱しても大きいままで、縮みはさほど感じません

北国のカニ鍋食べごろ


 熱々のカニポーションをハフハフしながら実際に食べてみると、程よい甘さと弾力を感じます。「北国からの贈り物」のカニしゃぶ食べ放題1kgセットには、脚だけでなくカニ爪とオマケの肩肉も含まれます。楽しみにしていたオマケの肩肉は思っていた以上のボリューム感で、身入りもいいので大満足でした。

 食べてみるとどの部位も味に大差はありません。脚に比べると肩肉とカニ爪は食べにくさはありますが、カニ脚の身離れも良かったです。

 そうそう、カニ爪にもビックリしました。確かに多少の食べにくさはあるもののカニ爪も意外に身がたっぷり詰まっていました。カニも野菜もきれいに食べた後は、お待ちかねのカニ雑炊♪やっぱり雑炊は外せませんよね。食べてみると口いっぱいにカニの旨味がフワ~と広がり、美味しすぎて思わず唸ってしまいました。やっぱり最後の〆はカニ雑炊ですね。

北国のカニ鍋雑炊

 

 

 うっかり加熱しすぎてしまったポーションも食べてみましたが、硬くなったり身がボソボソになってしまうこともなく、最後まで美味しく食べられました。見栄えだけではなく味にも納得できるカニポーションだったので、これなら贈答用としてお歳暮やお中元に贈っても喜ばれると思いますよ。

「北国からの贈り物」の良いところ、残念なところ

北国のカニ加熱前

 

「北国からの贈り物」の良いところ

カニ脚の身が大きく食べ応えがある

 せっかく食べるのですから、やっぱり大きくて満足感があるカニを食べたいものです。今回お取り寄せした「北国からの贈り物」のカニポーションは、口コミ通りの美味しさでした。一番驚いたのは加熱してもカニ身がふっくらしていた事です。うっかり煮過ぎてしまっても、身は硬くならず柔らかいままなのも嬉しかったです。

シンプルな梱包でゴミが少ない

 美味しいカニに満足しても、食べた後に大量のゴミが出てしまうと処分が大変です。特に、段ボールなどの資源ゴミや発泡スチロール製の箱は回収日が少ないので保管場所なども気になる上、海産物特有の臭いも気になります。梱包がシンプルな「北国からの贈り物」は、食べた後の片付けがラクなのも主婦にとっては嬉しい点です。

贈答用としても向いている

 食べ応えもあり見栄えもいいので、「北国からの贈り物」のカニポーションなら御中元やお歳暮などの贈答用にしても見劣りしません。ただし、化粧箱やラッピングなどのサービスはありません。

 ですが、対象商品については希望すれば熨斗紙の対応が可能なので贈答品としても十分利用できます。熨斗紙はオリジナルのクリアファイルに入れて、カニと一緒に梱包されます。

「北国からの贈り物」の残念なところ

食べる分だけ解凍することができない

 カニポーションはトレーに乗った状態で届きます。綺麗に並べてあるので見栄えは問題なしなのですが小分け包装ではないため、食べたい分だけを解凍するのが難しかったです。公式サイトには「オマケの肩肉は袋入り」と書いてあったのですが、実際にはトレーに全部が並べられていたので一気に解凍することになりました。

 酢の物などで少しだけ食べたい人には、小分け包装になっている商品の方が便利かなと思いました。

部位ごとに袋分けしないと解凍にバラつきがでる

 流水解凍する時、ポーションを1つのビニール袋に全て入れてしまうと解凍の度合いにバラつきが出てしまいます。上手に解凍するにはポーションを部位別に袋分けして、全ての袋に流水が均等に当たるようこまめに調整すると上手く解凍できます。

10.まとめ

北国のカニ鍋

 

 ・ 身が大きくて満足感がある
 ・ 加熱しても身がふっくらしていて美味しい
 ・ 購入額が税込8,000円以上なら送料が無料になる
 ・ 流水解凍は小分けにするのがコツ
 ・ 贈答用にも向いている

 カニ通販「北国からの贈り物」で注文したカニしゃぶ食べ放題1kgセット(ズワイガ二)は味はもちろん、食べ応えもあり満足できる商品でした。カニ鍋として家族で食べるなら適量なので最後の一口まで美味しく食べられるボリューム感です。

 この見栄えと量で送料無料の8,480円。税込み価格なので1万円で1,520円もお釣りがきます。「北国からの贈り物」は手頃な価格で美味しいカニが味わえる口コミ通りのカニ通販です。

北国からの贈り物

北国からの贈り物

 「北国からの贈り物」は8,000円以上購入すると送料無料。送料込の商品は8,000円以下でも送料無料で、同梱する他の商品も送料は掛かりません。送料無料対象外で8,000円以下の商品は、1,080円(沖縄・離島は発送なし)の送料がかかります。代金引換は324円、コンビニ・銀行・郵便局への後払いは216円の手数料がかかります。のし、メッセージカードは無料です。年末年始やお盆の長期店休日は日付指定できない場合があります。

味
4
包丁の丁寧さ
4
見た目
4
贈答品としての品質
3
ボリューム
2
対応の良さ
3

購入した感想


 カニしゃぶ食べ放題セット、という割にはズワイ脚のハーフポーションが10本しか入っていなかったので食べ放題にはなりませんでした。あっと言う間に終わってしまいました。カニ爪も3個、おまけの肩肉はたくさん入っています。カニ身はふっくらして、程よく甘味もあります。ポーションは殻が半分付いていたので、鍋には殻からいい出汁が出ます。もう少しボリュームが欲しい。上位のカニ通販業者が梱包も対応もとても良いため、北国からの贈り物の梱包や対応ははっきりいうと良くもなく悪くもない普通といった印象を受けました。