まず、配達予定日に届いた6ショップすべての商品を集めた写真で「北国からの贈り物」の商品を確認しておきましょう。
「北国からの贈り物」のカニが梱包された箱は、今回取り寄せた6ショップの中でマルゲン後藤水産、かに本舗に次いで3番目の21cm✖28cm✖12cmのサイズです。
それでは、「北国からの贈り物」の商品について、開封してから実食するまでをレビューしていきましょう。
届いた「北国からの贈り物」の商品は、アットホーム的
箱を開けると、 クリアファイルに入った、A4用紙にのし、蝶結びの水引、表書きが印刷されたもの が目に入ります。
クリアファイルには、のし等の印刷紙の下に、あいさつ文とショップ取扱商品のパンフレット、その下に「カニしゃぶ・ポーションの美味しい解凍方法」「カニしゃぶ・ポーションのお召し上がり方」のパンフレットが入っています。のし等の依頼をしない場合にはこのパンフレットが箱を開けると目に入ることになります。パンフレットには、ショップとして知ってほしい情報や購入者が必要とする情報を写真や図入りでアットホームな感じで作られています。贈答品にする場合は親しいお付き合いの友人などがピッタリな感じです。
クリアファイルの下にはカニポーションが入っています。カニポーションと箱の間に結構空間があり、商品を保護するものがあった方が良いように思います。
梱包されたパンフレットの解凍方法に従って流水解凍する。
梱包されたカニポーションの重量は517g、本数は17本です。今回取り寄せたショップの中では、「マルゲン後藤水産」の次に少ない量となっています。ただ、価格が7,230円(税込)で送料無料ですからコストパフォーマンス的には「越前かに問屋ますよね」「かに本舗」に次いで3番目です。
これをパンフレットに従って流水解凍します。
解凍方法を拡大すると次のとおりです。
今回の流水解凍は、6ショップのカニを主婦6人が1本づつ2回に分けて実食するため、各ショップのカニごとに1回目の実食分6本と2回目の実食分6本(マルゲン後藤水産は全部で11本のため2回目の5本を解凍した後1/2にして実食)に分けて解凍します。
6本のポーションの流水解凍中の写真がこちらです。
約5分で解凍を終えることができました。
参考までに言うと、商品のラベルから「北国からの贈り物」と「マルゲン後藤水産」から取り寄せた棒ポーションは、同じ「マルイ水産」の工場で製造されていることが分かりました。
両ショップで解凍方法が異なっているのは、それぞれのショップで扱っているカニの産地や品質又は解凍の考え方等が異なっているのかも知れません。
「北国からの贈り物」のズワイガニポーションは、バランスの良い美味しさ!
流水解凍を終えた実食前のポーションです。
写真の写りがあまり良くありませんが、実際は、光沢があって、とてもきれいなポーションです。
実食は、カニ本来の味が感じられるように昆布だしのお湯にカニ身を入れて加熱し、そのまま(カニ酢やポン酢などをつけずに)いただきます。
実際に食べた「北国からの贈り物」のレビュー
それでは、「北国からの贈り物」の実食者レビューを紹介しますね。実食者一人が甘味が少ないとコメントしている以外は美味しいとの評価で、口コミと同様の評価となっています。
〇 香り・甘味・新鮮さが感じられて、美味しい。
「北国からの贈り物」のカニは、ズワイガニの香りや甘味が感じられて美味しいですね。プリプリとした弾力があって新鮮さも感じます。カニ身の部分は10cm超えくらいでしょうか。豪華とは言えませんが、とても食べやすい大きさです。
〇 新鮮なカニを食べている感じで美味しい。
このカニも美味しいですね。香りや味も良いですが、弾力があって新鮮な感じがします。塩味もちょうど良いですね。
〇 とても美味しく、ポン酢を付けて食べてみたい。
美味しいズワイガニを食べているという感じで美味しいです。何も付けなくても美味しいですがポン酢を付けて食べてみたいですね。口コミ評価とも合っているそうなので、口コミを参考にすることも大切ですね。
〇 美味しいが甘味が少し足りない。
このカニも新鮮な感じで美味しいですが、ほんの少し甘味が足りないように思います。
〇 香りや味、新鮮さのバランスが良いのでどんな料理にも合いそう。
香りや味、新鮮さのバランスが良いように思います。どんなたれにも合いそうですし、どんな料理にも合いそうに思います。子供が大好きなバター焼きなどもいいでしょうね。
〇 美味しいカニで新鮮さも感じる。コスパがもう少し良ければいい。
美味しいカニだと思います。新鮮さも感じますね。このポーションは、コストパフォーマンス(食べ応え度)がショップ中3番目ということらしいので、コスパがもう少し良ければいいですね。
「北国からの贈り物」の良いところ、残念なところ
良いところ
美味しいカニが比較的リーズナブルな価格で取り寄せられる!
「北国からの贈り物」のカニは、解凍前の重量が17本入り517gで、価格は7,230円(税込)です。「コスパ」(食べ応え度)で1位の「カニ本舗」は、48本入り1,111gで、価格は9,800円です。口コミや今回の実食でも美味しいと評価され、1本のカニ身が「カニ本舗」のカニより少し大きい点などを考え併せれば、「かに本舗」のカニと比べても比較的リーズナブルと言えます。
残念なところ
全ての評価が平均近くでショップの特徴や取り組む姿勢が分かりにくい。
「北国からの贈り物」は、評価項目の全てにおいて中又は中の上といった感じでした。表現は良くないかもしれませんが、「悪くはないけれどたいへん良くもない」という感じで、ショップの特徴や取り組みの姿勢などが分かりにくくなっています。お取り寄せして失敗するということはありませんが、十分な満足まではあと一歩という感じです。
2021ランキング結果とそのレビュー等
北国からの贈り物
1 味 | 4.5 |
---|---|
2 見た目の品質 | 4.5 |
3 コスパ | 4.5 |
4 梱包の方法と丁寧さ | 3.5 |
5 贈答品としての良さ | 3.5 |
【総合評価】 | 4.1 |
【レビュー】
昨年は4位だった「北国からの贈り物」ですが、今回の評価は、バランス的には良かったものの第5位となってしまいました。
「味」については、実食者の評価では、香り、甘味、弾力(プリプリ度)の評価項目でバランス良く美味しいとの評価でしたが、1人から甘味が足りないとの指摘がありました。
「見た目の品質」については、豪華さはないものの食べやすい大きさで、きれいなポーションでした。
「コスパ」については、梱包されたカニポーションの重量は517g(17本)で、価格が7,230円(税込)です。送料無料なので、対重量(解凍前)でのコストパフォーマンスは「越前かに問屋ますよね」「かに本舗」に次いで3番目で比較的リーズナブルです。
「梱包の方法と丁寧さ」については、外箱が21cm✖28cm✖12cmのサイズ(6ショップ中3番目に小さい)の茶色の段ボール箱でその中にクリアファイルに入った、A4用紙にのし、蝶結びの水引、表書きが印刷されたもの、そして、その下にカニポーションのみが入っています。カニを取り出した後に処分するものは少なくてすみますが、カニの品質を保持する保冷剤や緩衝材などもなく、梱包の丁寧さを感じるものは見つけだせませんでした。
「贈答品としての良さ」については、箱を開けて目に飛び込んでくるのは、クリアファイルに入れられたのし等の印刷紙(のし等を依頼した場合)です。クリアーファイルに入っているため、事務的な印象は拭えません。パンフレットには、ショップとして知ってほしい情報や購入者が必要とする情報を写真や図入りで記載してありますが、アットホームな印象です。他の評価項目を併せて考えても、贈答品としては可もなく不可もなくといった感じです。
【要チェック】