【タラバガニの美味しい食べ方】ご飯からお酒のおつまみまで
カニの王様と呼ばれている「タラバガニ」ですが、ボイルしたり、焼ガニにしても美味しいけど、同じ食べ方ばかりで飽きてしまった方もいると思います。タラバガニ自体が大きくて、味が大味と呼ばれているだけに、美味しいけどたくさんは食べられない、と言う話をよく耳にします。
ここでは、いつもとは一味違った食べ方をしてみたいという人の為に、美味しい食べ方を紹介します。
タラバガニの炊き込みご飯
米 3合
生のタラバガニの脚 300g
酒 大1
白だし 大1
塩 少々
2.①から大さじ2杯の水を捨て、酒大1、白だし大1を加え、塩を少々入れて軽く混ぜ合わせ、20分程度おいておく
3.洗ったタラバガニに切り込みを入れて身を取り出しやすいようにしておく
4.タラバガニを②に入れて炊飯のスイッチを押す
5.炊き上がったらタラバガニの身を殻から取り出してお米とさっくり混ぜ合わせる
いつもとは違った贅沢な炊き込みご飯の出来上がりです。タラバガニの身がふっくらしていてボリュームもありますよ。
タラバガニとレタスのチャーハン
ご飯 1.5合分
ほぐしたタラバガニの身 100g
レタス 1/4個
卵 2個
<調味料>
塩、コショウ
鶏がらスープの素、醤油
2.①に醤油以外の調味料を入れて味を調える
3.②にレタスとほぐしたカニの身を入れてさっと炒め合わせ、最後の仕上げに鍋肌から醤油を回しいれて火を止める
カニとレタスの相性は抜群ですので、とても美味しいです。
タラバガニとアボカドのマヨネーズ和え
タラバガニの脚 3本分
アボカド 1個
マヨネーズ 適量
2.アボカドの種と皮を剥き、タラバガニと同じ位の大きさに切る
3.ボールに①と②を入れてマヨネーズで和える
とても簡単に出来ますので、お酒のおつまみにも最適です。マヨネーズ和えで食べた後に、醤油を少しかけると、また一味違ったものになりますので、2度楽しめます。
タラバガニは熱を加えても、パサパサになりにくいので、鍋物、炒め物などいろいろな調理法に適しています。元々が大きなカニですので、脚が2~3本くらいあれば様々な料理に使えますよ。
【毛ガニの美味しい食べ方】アレンジレシピと調理のポイントまで
一年中食べられるカニですが、北海道を除く地域では毛ガニはやはり旬の時でないとなかなかお目にかかれませんし、他のカニと比べても値段が高めです。
毛ガニを美味しく食べるには、やはりボイルした物を少し甘めのカニ酢で食べるのが一番ですが、たくさん購入しすぎて余ってしまったり、たまにはカニ酢以外の食べ方がしたい、と言う人のために、簡単で美味しい食べ方を紹介したいと思います。
カニときゅうりの酢の物
ほぐしたカニの身 100g
きゅうり 1本
わかめ 適量
三杯酢(酢1:醤油1:砂糖2~3)
2.きゅうりを薄い輪切りにする
3.あらかじめ戻しておいたわかめを食べやすい大きさに切る
4.①~③をボールに入れ三杯酢を入れて軽く混ぜ合わせる
普段はカニ缶などを使う人が多いと思いますが、ほぐした毛ガニを酢の物にすると、カニ缶とは全く違ったまろやかさがあります。三杯酢は砂糖を多めにすると食べやすくなりますよ。
カニの身入りだしあん
ほぐしたカニの身 100g
市販の白だし 大3
片栗粉 大1
(同量の水で溶いておく)
水300cc
2.一旦火を止め、かきまぜながら少しずつ水で溶いておいた片栗粉を入れる
3.弱火にかけてとろみが出て来たらほぐしたカニの身を入れて、さっと混ぜ合わせ火を止める
和風のだしあんは、一見すると難しそうに感じますが、市販の白だしを使うことで手間なく簡単に作ることが出来ます。和風のだしあんにカニの身を加えるだけのこのレシピは、ブロッコリーなど茹でた野菜の上に掛けるだけで、いつもと違ったおひたしができます。
あんを掛ける事により、ボリュームのあるおかずになります。茶碗蒸しの上に掛ければ、ちょっとおしゃれな茶碗蒸しができますし、だし巻き卵の上に掛けても美味しいですよ。あとはアイデアで色々な物に掛けてみて下さい。
毛ガニを調理するポイント
カニの甘味を壊さない為に、熱をあまり加えすぎないこと。火を加える場合は、なるべくカニの身その物に火を通すのではなく、包み込むような感覚(蒸す、閉じ込めると言う感覚)で調理すると良いです。
炒めてしまうと、せっかくの毛ガニがパサパサになり、美味しさが逃げてしまいます。毛ガニの甲羅には旨みがたっぷり詰まっていますので、味噌汁に入れて最後のかにのエキスまでしっかりと頂きましょう。
【ズワイガニの美味しい食べ方】ポーションは揚げ物にも活用しやすい
最後はズワイガニです。ボイルしたズワイガニは脚の部分も食べやすく、お子さんにも大人気ですよね。そのままカニ酢でいただくのが一番好きと言う人もいるかと思いますが、他にも美味しい食べ方があるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
カニ雑炊
ご飯 茶碗2杯分
ズワイガニ 1杯
卵 1個
小ネギ 適量
白だし 30cc
塩 少々
2.ズワイガニの身をほぐし、卵を溶いておく
3.ご飯を入れて再沸騰したらカニの身を入れて軽くかき混ぜ、塩で味を調える
4.20~30秒したら火を止め、卵を回し入れてしばらくフタをして蒸らす
かに鍋をした後の残りだしに、ご飯と卵を入れて雑炊にしてもほかの具材のエキスが出ているので、とても美味しいです。お腹がいっぱいで食べられない場合は、鍋に残った具材を取り除いて、次の日の朝食で雑炊にしてもよいですね。
ズワイガニの天ぷら
生ズワイガニ脚 6本
天ぷら粉 適量
2.ボールに天ぷら粉を入れて水で溶き、衣を作る(この時、粉っぽさが残る程度が良い。粉をあまり混ぜ合わせすぎない事がポイント)
3.ズワイガニの殻の部分を持ち、②の衣を付けて180度の油で揚げる(あまり揚げすぎない方が美味しいです)
カニの殻を剥く作業が面倒な場合は、カニ通販でポーションタイプが売っています。ポーションを利用すると、とても簡単です。見た目は海老の天ぷらのようですが、中身はカニなので海老とは違ったフワフワ感があります。
カニの海苔巻き揚げ
ズワイガニの脚 8本
干し海苔(黒い海苔) 全型2枚
片栗粉 少々
2.ズワイガニの脚を剥き身にして、よく水分をふき取り、片栗粉をまぶしておく
3.②を海苔で巻いていく
4.180度の油で揚げる
そのまま食べても美味しいのですが、お好みで塩やマヨネーズ等を付けてもOKです。お酒のおつまみには最適ですよ。