生大ズワイガニポーション
 カニは姿で買うとさばくのが大変ですが、カニポーションなら脚だけ何キロもまとめて購入できます。むき身になっているカニなら、調理も簡単です。

 でも、カニポーションにはズワイガニとタラバガニがあるので、初めて購入する場合は、どちらを購入しようか悩んでしまうかもしれません。

 そこで、カニ通販をよく利用する私が、
実際に取り寄せて美味しかったカニポーションをランキングにしてみました。

【1位:生大ズワイガニポーションセット】肩肉からいい出汁がとれ、カニ鍋に最適

匠本舗の生大ズワイガニ

 ポーションセットとは、脚以外の小指や肩肉も一緒になっているセットになります。正直、小指や肩肉は食べてもちょっとパサついているのですが、美味しい出汁をとるには欠かせない存在です。「かに本舗(匠本舗)」のポーションむき身セットには、大型サイズのバルダイ種大ズワイガニの脚・爪・爪下・小指・肩肉が含まれています。

 カニ鍋をするとき、小指や肩肉、野菜を先に煮て、むき身になった脚を最後に入れて食べると、美味しいカニのスープと柔らかい脚を同時に楽しめます。スープにカニのいい出汁が出ていますから、〆の雑炊もとっても美味しく食べられますよ。 冷凍で届くので、カニ鍋用、バター焼き用、みそ汁用と必要な分だけ解凍して食べられるのも便利です。

 むき身セットは「かに本舗」の人気商品で、1kg単位で4kgセットまで用意されており、家族の人数や予算に応じて選べるようになっています。食べ盛りの子どもがいるご家庭でも、2kgセットを購入すれば家族全員お腹いっぱいカニを楽しめますよ。

 大ズワイガニのサイズは5L以上ですから、本ズワイガニの3Lよりも満足できます。2kgセットで1万800円(税込)なので、コストパフォーマンスにも優れています。

→【匠本舗】生大ズワイガニポーションセットを食べたレビューはこちら

【2位:ボイルタラバガニ脚ポーション】そのままで美味しいので調理の手間なし♪

北国からの贈り物のボイルタラバガニ

 2位にランクインしたボイルタラバガニは、茹でてから冷凍してあるので、解凍したらすぐに食べられます。来客があって料理以外にも忙しい時には、調理の手間がないのに食卓が華やかになるボイルタラバガニについ頼ってしまいます。

 「北国からの贈り物」のボイルタラバガニは、生きたままのカニを船上で茹でてすぐに冷凍していますので、新鮮な状態を保ったまま取り寄せることができます。塩味がきいていて、何もつけなくても美味しいです。子どもって、カニ酢が苦手だったりしますからね。ゆずやレモンをかけても、さっぱり頂けて美味しいです。

 ボイルタラバガニポーションには、殻を半分残したハーフカットと、むき身の商品があります。むき身は便利ですが、調理の手間がないボイルタラバなので、殻がついていてほじほじする楽しみもあった方がカニを食べている感じがするので、うちはハーフカットを頼みます。

 ポーションではないですが、肩からつながった殻付きの状態で販売されているボイルタラバガニもあります。見た目の迫力があり、ハサミで殻と格闘する楽しみができるのと、肩肉もしっかり食せるので、肩からつながった殻付きボイルタラバもいいですよ。1.5kg(肩2つ分くらい)あれば、4人家族のお腹を満たしてくれる量です。

→【北国からの贈り物】ボイルタラバガニ脚を食べたレビューはこちら

【3位:生冷凍タラバガニ脚・ポーション】カニ鍋よりもバター焼きが美味しい

浜海道の生冷凍タラバガニ

 タラバガニはズワイガニよりも大ぶりで食べ応えはありますが、甘みが少なくタンパクです。そんな生タラバガニでも、バター焼きにすれば絶品♪タンパクなタラバガニにバターのコクが加わって、とても美味しくいただけます。焼きすぎると身が縮んで固くなってしまいますので、火を通しすぎないように気をつけてくださいね。

 生タラバガニ脚でカニ鍋をしたこともありますが、鍋のスープを美味しくするほどの出汁は出なかったのが残念でした。私が購入した生タラバガニは脚だけで、肩肉などがなかったせいもあるかもしれません。バター焼きやカニ鍋など、好みの調理法でカニを楽しめるのは生冷凍のカニを購入する利点です。

 タラバガニ脚には、殻を半分残してあるハーフカットの商品も販売されています。殻から出汁が出ますので、カニ鍋にするならハーフカットの商品や、肩肉もセットに入っている商品にした方がスープも楽しめます。ハーフカットは、焼きガニをするにも便利ですよ。外でバーベキュー、なんて時はハーフカットのタラバガニが活躍します。

→【浜海道】生冷凍タラバガニ脚を食べたレビューはこちら

minako-8【カニポーションチェックポイント】
 カニポーションは生かボイル、タラバかズワイかによって美味しい食べ方も変わってきます。生冷凍で購入した場合は、カニの特性を活かせるような調理法で楽しんでくださいね。生のままカニを食べたい場合は、お刺身用のカニを選びましょう。